Updated: Tokyo  2013/06/18 15:31  |  New York  2013/06/18 02:31  |  London  2013/06/18 07:31
 

米国株:続伸、ナスダック100指数は大幅高-アップル増益で

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  4月25日(ブルームバーグ):米株式相場は続伸。ナスダック100種指数は年初来最大の上昇となった。アップルの四半期利益がほぼ倍増したことが好感された。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が景気浮揚へ向けた追加行動をとる準備が整っていると発言したことも、株価を下支えした。

時価総額世界一のアップルは前日比8.9%急伸し、2008年11月以来の大幅な上昇。航空宇宙最大手、ボーイング も大幅高。好調な商用機の納入に伴い、生産水準は過去最高に達した。一方、建設機器メーカー最大手、キャタピラーは大幅下落。売上高が予想に届かなかったことが嫌気された。

ナスダック100指数 は前日比2.7%高の2709.62。S&P500種株価指数は1.4%上げて1390.69で引けた。ダウ工業株30種平均は89.16ドル(0.7%)高の13090.72ドル。米国の証券取引所全体での出来高は約68億株と、3カ月平均にほぼ一致した。

MFSインベストメント・マネジメント(ボストン)のジェームズ・スワンソン最高投資責任者(CIO)は、「心強い決算だ。今シーズンは低成長の環境下にありながら、企業が良好な収益を上げられることが示された。決算がこの調子を維持する限り、市場にとっては明るい兆候だと言えるだろう」と述べた。

予想を上回る経済統計や企業決算を背景に、S&P500種 は年初から11%上昇している。欧州の景気が足かせとなっているものの、米国内の成長がそれを補う形で貢献し、米企業の業績は予想を上回るケースが増えている。今月10日以降に決算を発表したS&P500種の構成銘柄企業の82%で、利益が予想を上回った。

決算が堅調

ブルームバーグの集計によると、増益率は平均11%と、決算シーズンの始まり時点でアナリストが予想した0.6%増を上回っている。S&P500種の主要10業種 全てで決算は予想を上回り、金融と通信、テクノロジー関連企業は10%超の増益となった。

連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に発表された声明を受け、この日の相場は堅調に推移した。FOMCは声明で、経済成長は徐々に加速するとの見通しを示した。借り入れコスト低下に向けた新たな措置には踏み切らなかった。景気見通しと失業率予想では改善傾向が示唆されたものの、FOMCは異例な低金利を少なくとも2014年遅くまで維持する方針をあらためて示した。

ウェルズ・ファーゴ・アドバンテージ・ファンズのポートフォリオマネジャー、アン・ミレッティ氏は「金融当局は景気に保険対策を打っている」とし、「状況の改善が感じられるが、やや不安定だ。当局は状況改善に向けて支援する姿勢を見せている。決算は好調で、市場は好感している」と解説した。

テクノロジー株が高い

この日はS&P500種 の主要10業種が全て上昇。同指数の構成比率20%を占めるテクノロジー株が上げをけん引した。テクノロジー株指数は3.2%高と、昨年11月以来の大幅な上昇となった。景気動向との関連が強い銘柄で構成するモルガン・スタンレー・シクリカル指数は1.6%上昇。小型株で構成するラッセル2000指数は1.8%上げて812.12だった。

アップル は8.9%高の610ドルちょうど。中国での堅調な需要に支えられ、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の販売台数は2012年1-3月に予想を上回る3510万台に達した。中国での売上高は同社の総売上高の20%を占めた。

ボーイングは5.3%上げて77.08ドル。コカ・コーラ は1.1%高の74.93ドルで取引を終えた。一方、キャタピラー は4.6%安と、ダウ平均構成銘柄中で最大の下げとなった。

原題:U.S. Stocks Rise as Nasdaq-100 Has Biggest Jump in 2012 onApple(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Rita Nazareth rnazareth@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nick Baker nbaker7@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/26 07:11 JST

 
 
 
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