米国株:3日ぶり反発、好調な決算や独企業景況感の改善で
4月20日(ブルームバーグ):米株式相場は3日ぶり反発。マイクロソフトやゼネラル・エレクトリック(GE)の決算が市場予想を上回ったことや、ドイツの企業景況感の改善が手掛かりとなった。
ただ株価は引けにかけ上げを縮める展開となった。アップル の下げが目立った。マイクロソフトとGEはともに上昇。GEの四半期決算では、エネルギー部門の利益拡大ペースが金融部門を2年ぶりに上回った。マクドナルドも高い。同社の決算は増益となった。バンク・オブ・アメリカ(BOA )など金融株は下落した。
S&P500種 株価指数は前日比0.1%高の1378.53。今週は0.6%高となった。ダウ工業株30種平均はこの日65.16ドル(0.5%)上げて13029.26ドル。
PNCウェルス・マネジメントのジェームズ・ダニガン最高投資責任者(CIO)は電話インタビューで、「経済指標は一部で最近弱い数字が出ているが、決算は企業が利益を出せることを引き続き示している」と指摘。「欧州危機に関するニュースが絶えず続く中、市場では国内情勢に注目しているようだ。少なくともきょうはそうだった。これは、景気回復が引き続き順調だという事実への信頼感を強めるものだ」と述べた。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、S&P500種の構成銘柄で10日以降に決算を発表した94社の利益はアナリスト予想を8.5%上回っている。S&P500種は今年に入り9.6%上昇している。
独企業景況感ドイツのIfo経済研究所がまとめた4月の独企業景況感指数は予想に反して上昇。再燃したソブリン債危機を、ドイツ経済が乗り越えられる兆候が高まった。
S&P500種の業種別10指数では7指数が上昇。公益株や生活必需品株の上げが目立った。
マイクロソフトは4.6%高の32.42ドルと、ここ3カ月で最大の上昇。同社の1-3月(第3四半期)決算は、利益がアナリストの予想を上回った。企業向けソフトウエアの売り上げが予想以上に好調だった。
GEは1.2%高の19.36ドル。ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)は、ガスタービンや航空機エンジン、ディーゼル機関車の製造部門に力を入れる一方、GEキャピタルのバランスシートを縮小している。工業部門の業績については、買収効果を除いて今年5-10%伸ばすとともに利益率も改善させると表明していた。
ハネウェル、マクドナルド航空機部品などを製造するハネウェル ・インターナショナルは2.4%高の59.39ドル。同社の1-3月(第1四半期)決算は、航空機部品やエネルギー技術への需要の高まりから、利益がアナリスト予想を上回った。同社は通期見通しを上方修正した。
マクドナルドは0.7%上げて95.94ドル。同社の1-3月(第1四半期)決算は前年同期比で4.8%の増益だった。チキン・マックバイツ(一口サイズのチキンナゲット)などの新商品が米国で好調だった。
原題:U.S. Stocks Rise Amid Earnings Reports, Optimism OverEurope(抜粋)
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更新日時: 2012/04/21 06:52 JST