Updated: Tokyo  2013/05/26 18:35  |  New York  2013/05/26 05:35  |  London  2013/05/26 10:35
 

IMF:財源強化に3200億ドルを確保、一段の拠出表明に期待

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  4月19日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、IMFの資金基盤強化をめぐりこれまでに加盟国から約3200億ドル(約26兆円)相当の拠出表明があったことを明らかにした上で、さらなる貢献表明を見込んでいると述べた。

同専務理事は19日、ワシントンでのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「私はこうした資金を保護の傘と捉えている」と発言。「先行きには不安がある」と語った。

IMFは欧州債務危機が深刻化した場合の影響から世界経済を守るため、現在約3800億ドルの融資能力の拡大を目指しており、今週は日本やデンマーク、スイスなどが資金拠出を表明した。

ユーロ圏の政策当局者は先月、1兆ドルを超える救済融資額を公表しており、金融市場の鎮静化に向けてIMFの強化に期待している。スペインの10年債利回りはギリシャやアイルランド、ポルトガルが救済を申請した水準に迫っている。

IMFスポークスマンのウィリアム・マレー氏は、ラガルド専務理事は「4000億ドル以上」の増強を目指していると語った。当初は最大6000億ドルを目標としていた。欧州諸国に対して、自助努力を求める声が高まっていることに加え、米国が拠出を拒否しているため、財源強化の目標を引き下げざるを得なかった。

2年に及ぶ危機

IMFの元チーフエコノミストで、現在は米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授のサイモン・ジョンソン氏は、IMFの資金基盤強化は経済規模の小さい国の保護には役立つが、2年に及ぶ危機を打破するには十分ではないとの見解を示した。

同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「欧州は自らの問題を解決する必要がある」と指摘。「救済することや、豊富な資金で外部から守ることは、彼らが前進する一助にはならない」と話した。

中国外務省の劉為民報道官は19日、IMFの資金基盤を強化する方法について中国は協議する意向があると述べた。同報道官は北京での記者会見で、中国はIMFにどの程度の資金を拠出する意向があるのかとの問いに答えた。

原題:Lagarde Secures $320 Billion to Boost IMF Coffers, ExpectsMore(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Sandrine Rastello srastello@bloomberg.net;ロンドン Simon Kennedy skennedy4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/20 02:50 JST

 
 
 
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