Updated: Tokyo  2013/06/19 06:37  |  New York  2013/06/18 17:37  |  London  2013/06/18 22:37
 

【個別銘柄】板硝子急落、日立続伸、チタン株大幅安、太陽誘電急伸

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  4月19日(ブルームバーグ):きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

日本板硝子 (5202):前日比6.9%安の108円。同社のクレイグ・ネイラー社長兼CEO(最高経営責任者)は18日、役職を退任した。取締役会と意見の不一致があったと板硝子は説明しており、後任には吉川恵治副社長が昇格する。クレディ・スイス証券では、アナリスト向け会見からは業績環境の低迷やリストラ計画の内容などについて、現時点で悪材料が出尽くしたと判断できなかったとの見方を示した。東証1部値下がり率2位。

日立製作所 (6501):2.5%高の528円と続伸し、東証1部売買代金の首位。JPモルガン証券では、12年度に営業利益段階で過去最高益を更新可能と予想されることや、日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)売却による11年度末の純有利子負債の低下などから、投資判断の「オーバーウエート」を確認。目標株価を590円から740円へ引き上げた。また、ロシア連邦送電公社と電力事業分野に関する包括協定を締結したと19日午前に発表したことも株価上昇の追い風となった。

チタン2社:大阪チタニウムテクノロジーズ (5726)が5.4%安の2589円、東邦チタニウム (5727)は3.2%安の1133円。クレディ・スイス証券では新規に調査を開始し、ともに投資判断を「アンダーパフォーム」に設定した。原料価格上昇によるマージン悪化や高水準の在庫、チタン市場における競争激化などから、両社の利益成長は12年度も株式市場の期待値を下回るだろうと予想。株価には割高感があるとしている。

総合メディカル (4775):5.8%安の2800円。2012年度の4-9月(上期)連結営業利益は前年同期比24%減の見通しだと18日に発表。第三者割当による3回分の新株予約権発行も明らかにした。メリルリンチ日本証券では、調剤報酬改定影響などとみられる上期減益計画は想定通りだが表面上はネガティブだと指摘。今回のファイナンスすべての権利行使による希薄化19%を考慮した場合、同証券試算のバリュエーション上の割安感はほぼ消失することから、当面の株価への影響は避けられないとの見方を示した。

住友軽金属工業 (5738):6.3%高の84円。12年3月期の連結純利益がその前の期に比べて7.1%増の77億円だったようだ、と19日午後発表した。従来予想は65億円。業況が改善したことに加え繰延税金資産の追加計上に伴う税金費用の戻し入れも貢献した。

海運株:商船三井 (9104)が1.3%高の318円、日本郵船(9101)が0.4%高の237円など堅調で、海運業は東証1部業種別上昇率の首位だった。18日のばら積み船の国際運賃指標は前日比1.7%高の1006となり、1月16日以来約3カ月ぶりの1000台を回復。市況高による業績改善期待が高まった。

宇部興産 (4208):3.6%安の217円。大和証券では、当面の利益の伸び悩みを考慮して投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。12年度業績はカプロラクタムのスプレッド縮小を主因に1けた増益にとどまる見通しとしている。

大豊工業 (6470):6.1%高の1043円。いちよし経済研究所では、主要取引先であるトヨタ自動車の生産拡大による業績伸長や自立的な成長に向けた経営の質的変化を評価し、レーティングを新規に「A(買い)」とした。フェアバリューは1300円。

太陽誘電 (6976):3.5%高の859円。シティグループ証券では、中期でのコンデンサの収益性改善を予想するとして投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げた。足元の月次受注も回復しているもようであるほか、コンデンサの製品ミックス良化、数量回復、海外移管による生産費用低減で収益性改善が顕在化し、株価水準も徐々に切り上がると予想している。

日本ユニシス (8056):3.8%高の600円。ドイツ証券では、受注は足元で増加傾向にあるなど足元で懸念されていた不安定感は薄らぎ、13年3月期から業績改善の期待を高められると判断。投資評価を「ホールド」から「買い」へ引き上げた。目標株価は800円。

JVC・ケンウッド (6632):1.9%高の329円。13年3月期の連結経常利益は前期推定比30%増の130億円を見込む、と19日付の日本経済新聞朝刊が報じた。借入金の条件見直しで営業外損益が10億円改善することなどが寄与するとしている。

ダイヤモンドダイニング (3073):6.4%高の44万1000円。いちよし経済研究所では、買収した企業の収益化のスピードが想定よりも早いことや不採算店舗の閉店による収益性の向上、コスト削減期待などから13年2月期以降の業績予想を上方修正した。レーティング「A(買い)」を継続するととともに、目標株価を43万円から62万円へ大幅に引き上げた。

ネットイヤーグループ (3622):値幅制限いっぱいのストップ高となる17%(7000円)高の4万7850円。12年3月期連結純損益は6900万円の黒字(その前の期は1億1600万円の赤字)だったもよう。従来予想の2600万円の黒字に対して2.7倍の上振れとなる。ソーシャルメディアやスマートフォン(多機能携帯電話)の普及により、ソーシャルメディアマーケティング支援サービスやスマートフォンソリューションサービスの需要が高まったという。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387):5.2%高の663円。いちよし経済研究所では、13年2月期業績は東日本大震災で受けた影響の反動やルモンデグルメの買収効果などから前期比増収を確保する上、コスト削減も利益を押し上げることから、連結営業利益は20%増の30億3000万円が見込まれると試算。フェアバリューを1000円から1200円へ引き上げた。レーティングは「A(買い)」。

ディーブイエックス (3079):3.6%高の1430円。独立系調査会社TIWは新規に株価判断を「1(ポジティブ)」とした。業績は13年3月期も増収増益が見込まれるとし、高い株主資本利益率(ROE)や好財務体質を考慮すれば、株価の割安感は顕著だとしている。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川敏郎 thasegawa6@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/19 15:58 JST

 
 
 
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