Updated: Tokyo  2013/05/22 05:24  |  New York  2013/05/21 16:24  |  London  2013/05/21 21:24
 

大き過ぎてつぶせない規制、EU各国に最大5%上積み権限も

Share Google チェック

  4月17日(ブルームバーグ): 欧州連合(EU)の各国銀行監督当局は、最大5%の資本バッファー(上積み)規制を銀行に課す権限が認められる可能性がある。バーゼル銀行監督委員会が合意した銀行資本・流動性規制(バーゼル3)の欧州での実施に関する妥協案の文書をブルームバーグ・ニュースが入手した。

EU議長国のデンマークが準備した妥協案によれば、資本の上積み規制は2015年から導入される可能性があり、域内市場の円滑な機能を確保しつつ加盟国が柔軟に対応する余地を拡大する。

バーゼル3実施に関する法律の欧州議会での採択で中心的な役割を果たすオスマル・カラス議員(オーストリア)は先週、システム全体にとって最も重要な銀行にリスク資産の最大10%相当の資本の上積みを求める可能性を示唆していた。

EUの行政執行機関、欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)は昨年、バーゼル3が定めるリスク資産に対する狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率7%について、各国の金融監督当局が最低基準を高く設定する例外を制限する提案を行った。フランスやオーストリアがこれを支持したのに対し、英国やスウェーデンは国の権限を奪う受け入れ難い提案だと反発し、対立が続いていた。

13日付のデンマークの提案は、19日に行われるEUの大使級会合で検討されるが、どの種類の証券をコアTier1と見なすかについても各国の意見の溝は埋まっていない。

原題:EU Nations Weigh 5% Bank-Capital Levy in Basel Compromise(1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ブリュッセル Jim Brunsden jbrunsden@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Anthony Aarons aaarons@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/17 09:41 JST

 
 
 
最新のマーケット情報を携帯でご覧いただけます。ぜひご利用ください。