Updated: Tokyo  2013/05/21 02:03  |  New York  2013/05/20 13:03  |  London  2013/05/20 18:03
 

【個別銘柄】Fリテイリ急落、景気敏感や証券安い、カカクコムが上昇

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  4月4日(ブルームバーグ):きょうの日本株市場で、株価変動材料があった銘柄の終値は以下の通り。

ファーストリテイリング (9983):前日比5.7%安の1万7800円。日経平均株価の押し下げ寄与度 1位だった。3月の国内ユニクロ既存店売上高は5.1%増だった、と3日に発表。クレディ・スイス証券の山手剛人アナリストは、3月既存店売上高は10-11%増収を社内予算としていたもようだが、天候不順による春夏商品の立ち上がり遅れで予算は達成できなかったもよう、と4日付メモで指摘した。

景気敏感株:日立製作所 (6501)が2.7%安の536円、東芝 (6502)が3.3%安の347円、ブリヂストン (5108)が2.7%安の1972円など。東証業種別33指数 のマイナス寄与度上位には、電気機器、輸送用機器、銀行、卸売、化学などが並ぶ。米連邦準備制度理事会(FRB)が3日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC、3月13日開催)の議事録によると、金融当局は景気拡大の勢いが衰えるか、インフレ率が目標の2%を下回る状況が続かない限り、追加緩和に踏み切らないとの見通しが明らかになった。過剰流動性相場への期待が後退し、年初からの上昇が目立っていた景気敏感株への売り圧力が強まった。

証券株:野村ホールディングス (8604)が3.2%安の360円、大和証券グループ本社 (8601)が2.1%安の323円など。東証1部33業種で証券・商品先物取引は下落率3位。日経平均株価が前日比230円安の9819円と急落して終え、終値ベースでは3月13日以来の1万円大台割れとなった。相場下落による売買の落ち込みなどを懸念する売りに押された。

カカクコム (2371):3.3%高の2258円。3月のグループサイト利用者数は前年同月比36%増の8356万人、総ページビューは55%増の19億534万件だった、とこの日午前11時40分に発表した。

ポケットカード (8519):8.8%安の343円。13年2月期に予定しているファミマクレジットとの合併に向け、同社債権に対する引当金計上基準を見直したことによる関連費用の増加などで、12年2月期の連結純利益は10億円と、従来計画の16億円から38%下振れたもようと3日に発表。利益水準の低下が嫌気された。

イー・ガーディアン (6050):14%高の1385円。新規顧客の開拓などでソーシャルゲームプロバイダー向けサービスの案件獲得が順調に推移、大型案件の受注もあった上期業績の好調を反映し、12年9月期の経常利益予想を従来の3000万円から8300万円に上方修正すると3日に発表。前期比では減益率が48%に縮小する見込みで、収益性の改善を好感する買いが入った。

アサヒグループホールディングス (2502):2%高の1832円。アサヒが関心を示していたとする東欧のスターベブ社は、米ビール会社モルソン・クアーズ・ブルーイングが買収することに合意したと3日発表。クレディ・スイス証券の川崎さつきアナリストは、買収見送りにより、東欧地域での利益ポテンシャルなどに対する不透明感が払拭されたなどと、4日付のメモで指摘する。

ユナイッテドアローズ (7606):0.6%高の1770円。3月の既存店売上高は前年同月比29.9%増だった、と3日に発表。昨年の震災の反動があったほか、中旬以降はニットやカーディガンが好調に推移した。12年3月期の既存店売上高は前の期比9.2%増となった。

JT (2914):1.3%高の47万9500円。立花証券の平野憲一執行役員は、海外投資家の日本株見直しの一環で買われたとの見方を示した。技術への評価や、安定的な増益が期待できる優良企業と同氏は指摘。ブルームバーグ・データによると、アナリスト17人の今期連結営業利益の予想平均は4550億円となっている。会社側の前期営業利益計画は前の期比11%増の3650億円。

サイバーエージェント (4751):1.2%高の22万3000円。CLSAアジアパシフィック・マーケッツは4日付で、投資判断「買い」、目標株価29万円で新たに調査を開始。井上寿毅アナリストは、主力のSNS事業「アメーバ」がスマートフォン向けに移り、他社コンテンツが拡充されることで、ARPU(加入者1人当たり月間収入)とユーザー数が増加して爆発的な成長加速が目前、と英文リポートで指摘した。

エス・バイ・エル (1919):0.5%高の225円。12年2月期(11カ月変則決算)の連結純利益は従来予想比2.1倍の4億2000万円になったもよう、と3日に発表した。前の期実績は6000万円。リフォーム事業での新規受注が順調で、注文住宅の工事進ちょく度や工事着工件数も計画通り。ヤマダ電機(9831)とのスマートハウス事業の先行投資の一部が翌期以降の計上となり、費用面は従来計画比で圧縮された。

IHI (7013):3.9%安の199円。13年3月期の連結営業利益は前期推定並みの430億円前後になりそう、と4日付の日経新聞朝刊が伝えた。自動車用ターボや航空機エンジン部品が伸びる一方、定期検査工事など原子力関連の受注回復は遅れそうと報じている。ブルームバーグ・データによると、アナリスト12人の同予想値の平均は510億円。

ヤクルト本社 (2267):2.6%安の2741円。JPモルガン証券が3日付で、投資判断を「中立」から「アンダーウエート」に引き下げた。目標株価は2200円を据え置き。角田律子アナリストは、ダノンの株式保有が裏付けるヤクルトのブランド価値と海外展開力はプレミアム評価に値すると考えるが、同社の買い増し期待を強く織り込んだ現在の株価は割高な水準に達しており、さらなる上値材料はないとの見方を示す。

エンプラス (6961):9.8%高の2142円。みずほ証券が3日付で、投資判断を「中立」から「買い」に変更、目標株価も1460円から3500円に引き上げた。

大崎電気工業 (6644):2.2%高の833円。みずほ証券が3日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も760円から1000円に引き上げた。

エイチーム (3662):東証マザーズ市場にきょう新規株式公開(IPO)した。終日買い気配値を切り上げる展開となり、初値は付かなかった。取引終了時点における気配値は、公開価格1080円の2.3倍に当たる2484円。携帯電話向けのゲーム開発や比較サイト事業などを手掛ける。12年7月期の営業利益見込みは前期比56%増の6億9700万円、1株当たり純利益(EPS)予想は138円90銭。公開価格から算出した予想株価収益率(PER)は7.8倍。主幹事は大和証券が務める。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 河野敏 skawano1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net

更新日時: 2012/04/04 15:43 JST

 
 
 
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