欧州危機に「終結の兆し」、銀行資金繰り改善-野村の域内担当CEO
1月27日(ブルームバーグ):欧州のソブリン債危機の最悪期は過ぎた可能性があり、域内銀行の資金調達環境は改善していると野村ホールディングスの欧州担当責任者のジョン・フィザッカリー氏は指摘した。
野村の欧州・中東・アフリカ担当最高経営責任者(CEO)を務めるフィザッカリー氏は27日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開かれているスイスのダボスでインタビューに応じ、「欧州は少し峠を越え始めつつある兆しがある」と発言。欧州市場の信用収縮が緩和され政府以外の資金にアクセスできるようになれば「終結の兆し」だと語った。
欧州中央銀行(ECB)は信用危機を回避するため金融システムに低コストの資金を大量供給しており、昨年12月には期間3年のオペを通じて4890億ユーロ(約49兆6000億円)を域内銀行に貸し付けた。ECBが初の3年物オペを通じた資金供給を先月開始して以来、ラボバンク・ネダーランドなどの域内銀行は計195億ユーロの無担保優先債を発行している。昨年7-12月期の発行は145億ユーロに落ち込んでいた。
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更新日時: 2012/01/28 12:19 JSTニュース一覧
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