Updated: Tokyo  2012/02/23 06:44  |  New York  2012/02/22 16:44  |  London  2012/02/22 21:44
 

米財務長官:欧州はまず防火壁の強化を、自助努力なくては支援望めず

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  1月27日(ブルームバーグ):ガイトナー米財務長官は27日、欧州の各国首脳は危機対策の救済基金を増強するべきだと訴え、自らの行動なくして域外からの追加支援は得られないだろうと警告した。

  ガイトナー長官はスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会で、「欧州を団結させ、通貨同盟を機能させる唯一の方法は、より強力な防火壁を築くことだ」と述べ、「より力強い確約をもって資金が拠出される必要がある」と続けた。

  同長官のこうした呼び掛けに国際通貨基金(IMF)も同調。2年にわたる債務危機を終息させるには、欧州が差し出している資金は十分ではないとの域外の政策担当者の苛立ちを表している。フランスとスペインの財務長官はこの日、投機防衛に向けた高い抑止策を設ける重要性について言及した。一方、ドイツ当局者は財政の規律回復に引き続き注力すべきだと主張した。

  昨年9月以降で6回目の欧州訪問中のガイトナー長官は、IMFが欧州の救済措置を支援する公算が大きいと述べた上で、より効果のある域内での対応がまず必要であり、これに代わるものではないと言明した。

  恒久的な救済プログラム発動とともに7月に発効する救済基金のの上限5000億ユーロについて、欧州当局者らは3月に検証する計画。レバレッジ活用によって、国際通貨基金(IMF)や米国が十分と判断する水準まで引き上げられる可能性もある。

             「防火壁」

  フランスのバロワン財務相はこの日、「防火壁が高ければ、その分これを利用する機会は少なくなるだろう」と語った。スペインのデギンドス財務相は「利用しなくて済むためには、十分な大きさと柔軟性を持ち合わせている必要がある」と述べた。

  これに対し、ドイツのショイブレ財務相は「現実の問題が解決されない限り、機能しないだろう」と述べた。

記事に関する記者への問い合わせ先:Simon Kennedy in Davos, Switzerland at skennedy4@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Andrew J. Barden at barden@bloomberg.net

更新日時: 2012/01/28 02:16 JST

 
 
 
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