Updated: Tokyo  2012/02/23 06:25  |  New York  2012/02/22 16:25  |  London  2012/02/22 21:25
 

米ウェルズ・ファーゴ:予想上回る20%増益-住宅金融が好調 (1)

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  1月17日(ブルームバーグ):時価総額で米最大の銀行ウェルズ・ファーゴの2011年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比20%の増益となり、アナリスト予想を上回った。住宅金融事業が好調だった。

  ウェルズ・ファーゴの17日発表によると、純利益は41億1000万ドル(約3160億円、1株当たり73セント)と、前年同期の34億1000万ドル(同61セント)から増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト31人の予想(同72セント)も上回った。収入は4%減の206億ドルとなったが、アナリスト予想(200億ドル)は超えた。

  経済成長の減速や低金利、不安定な資本市場を背景に、米大手銀の収入は低迷。他方面での利益確保や経費削減を模索する傾向が強まっている。ジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)の下、ウェルズ・ファーゴは四半期あたり15億ドルの経費削減目標を掲げ、年内達成を目指している。

  スタンプCEOは発表資料で預金と融資の拡大に触れ、「ウェルズ・ファーゴの2011年業績を非常に喜ばしく思う」と評価。同行は株主に対する一層の資本還元を予定しているという。

  第4四半期の住宅ローン貸し出しは1200億ドルと、第3四半期の890億ドルを上回った。ローンや証券の運用利回りと資金調達の利回りの差で求める純預貸利ざやは3.89%。第3四半期は3.84%だった。

  ウェルズ・ファーゴをはじめとする米銀は、デビッドカード関連の手数料制限など新規制の影響による収入減の埋め合わせに苦慮している。ウェルズは毎月3ドルのデビッドカード使用料を導入する計画だったが、試験的に実施した米5州で顧客の抗議を受け計画を撤回。バンク・オブ・アメリカ(BOA)も毎月5ドルの使用料を導入する計画を白紙に戻した。

記事に関する記者への問い合わせ先:Dakin Campbell in San Francisco at dcampbell27@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:David Scheer at dscheer@bloomberg.net

更新日時: 2012/01/18 00:35 JST

 
 
 
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