Updated: Tokyo  2012/02/23 06:24  |  New York  2012/02/22 16:24  |  London  2012/02/22 21:24
 

中国成長率、10四半期ぶりの低水準に鈍化か-「最悪期はこれから」

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1月16日(ブルームバーグ):中国の昨年10-12月(第4四半期)の経済成長率は10四半期ぶりの低い伸びにとどまったもようだ。輸出品の需要低迷や当局による不動産バブル対策の長期化で景気はさらに冷え込む恐れがある。

  ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト26人の予想中央値によると、国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比8.7%増と、2009年4-6月(第2四半期)以来の低水準となる見通し。GDPと固定資産投資、小売売上高、鉱工業生産の統計はいずれも17日に発表の予定。

  国際通貨基金(IMF)が欧州の成長率はゼロ近くになると予想し、世界の成長率見通しを「大幅に」下方修正すると警告する中で、中国の4四半期連続の成長鈍化で世界経済も悪化するとの不安が増大している。12月の中国の輸出は2年ぶりの低い伸びとなり、インフレ率は15カ月ぶりの低水準にとどまっており、温家宝首相にとって景気浮揚に動く理由は強まっている。

  野村ホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、張智威氏(香港在勤)は、「最悪期はこれからで、追加の緩和措置が今後数カ月にわたって進む」とし、「中国経済の下振れリスク拡大は他の経済、特にオーストラリアやブラジルといったコモディティー輸出国の見通しに打撃となる」と指摘した。

  張氏は今年1-3月(第1四半期)の成長率が7.5%で底打ちし、4-6月期に7.6%になると予想。中国人民銀行(中央銀行)が3月に利下げを実施するなど政策緩和を1-6月(上期)に「前倒し」すると見込んでいる。

記事に関する記者への問い合わせ先:Li Yanping in Beijing at yli16@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Chris Anstey at canstey@bloomberg.net

更新日時: 2012/01/16 07:40 JST

 
 
 
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