【注目株】ホンダ、サイゼリヤ、電機、トヨタ、損保JPN、ニチアス
3月9日(ブルームバーグ):9日の材料銘柄は以下の通り。
ホンダ(7267):北米事業の収益が回復傾向にあると9日付の日本経済新聞朝刊が報道した。2010年3月期の北米の営業利益は前期比2.5倍の2000億円前後に増える公算が大きく、米国工場でのコスト削減や金融事業の損失減少などが寄与するという。
サイゼリヤ(7581):上半期(09年9月-10年2月)の連結営業利益が前年同期比3.4倍の約70億円になったもようだと9日付の日経新聞朝刊が報道した。1月に上方修正した従来予想の62億円を上回る。低価格の商品メニューが節約志向の強い消費者向けに好調で、既存店売上高が同12%増になるという。
電機大手:電機各社がアフリカ市場の開拓を本格化すると9日付の日経新聞朝刊が報道した。ソニー(6758)は2010年度に自社製品を扱う専売店を7割増やし、東芝(6502)はエジプトで液晶テレビ生産の検討に入ったという。
トヨタ自動車(7203) :同社の豊田章男社長は8日午後、3月の北米市場での販売が回復するとの見通しを明らかにした。首相官邸で鳩山由紀夫首相との会談後、記者団の質問に答えた。また米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場(NUMMI)を今年3月末で閉鎖する計画について「決断に変化はない」と語った。
NTTデータ(9613):連結対象の国内グループ81社の統合を進め、12年度までに社数を約8割減らす方針だと9日付の日経新聞朝刊が伝えた。企業のIT投資の抑制で業務システム構築など受注単価が下落し、連結ベースでの売上高営業利益率が悪化しつつあることが背景。固定費削減などで利益を確保しやすい経営基盤を整える。
損保ジャパン(8755):シンガポールの中堅損害保険会社「テネット・インシュアランス」を約62億円で買収する。シンガポールや東南アジア地域での事業基盤強化・拡大を目指す。
ニチアス(5393):住宅用軒裏天井など一部の製品で、不正な方法で認定を取得していた問題で、新工法を開発し改修費用を想定に比べ圧縮できた。これにより10年3月期の連結純利益は77億円となる見込みで、前回予想の35億円の2.2倍となる。前期実績は4億2800万円だった。
ニッポン高度紙工業(3891):中国市場の好調やエコカーや家電の買い替えを促す経済対策などを受け、主力のセパレータ事業が想定を上回って推移、10年3月期の連結純利益は4億4000万円と、前回予想を52%上回る見通しとなった。前期実績は5億8700万円の赤字。
ハイレックスコーポレーション(7279):国内外の自動車生産の回復が予想以上に進展、コスト改善も進んでいるため、10年10月期の連結純利益予想を37億円から49億5000万円に33%引き上げた。
ケーズホールディングス(8282):3月末の株主に対して1株を1.2株に分割する、と8日に発表した。1株当たりの投資金額を引き下げ、投資家層の拡大と流動性の向上を図る。
ザッパラス(3770):発行済み株式総数の7.5%に相当する1万株を上限に自社株買いを実施する。取得期間は今月9日から4月27日まで。取得総額の上限は15億円。
持田製薬(4534):発行済み株式総数の2.23%に相当する自己株式280万株を今月23日に消却する。
燦ホールディングス(9628):9日午前8時45分に大証J-NET市場(自己株式立会外買付取引)で自己株式12万株を上限に買い付け委託を行う。買付価格は8日終値と同じ1502円。発行済み株式総数の2.1%に相当するが、一部または全部の取得が行われない場合もある。
サッポロホールディングス(2501):米系投資ファンドのスティール・パートナーズは8日、30日に開催されるサッポロの定時株主総会でスティールが株主提案した取締役候補者がサッポロの取締役会メンバーに選任されるよう、委任状勧誘を開始した。スティールはサッポロH株約18%を保有する筆頭株主。
ナルミヤ・インターナショナル(3364):2月の既存店売上高は前年同月比15.7%減だった。会社側では、過去半年程度のトレンドを見ると、前年同月比が徐々に改善しており、最悪期は脱したとしている。
ラウンドワン(4680):2月の総売上高は61億6900万円にとどまり、会社側の計画を7.4%下回った。09年4月から10年2月までの11カ月間累計は741億円で、計画を0.7%下回っている。
ナガセ(9733):公立中学改革の試みとして注目される和田中学地域本部(東京都杉並区)との間で、特別補修事業「夜スペシャル」で連携する。講師を派遣したり、「東進中学NET」で開発した教材などを提供する計画。
ユークス(4334):09年5月発売の総合格闘技ゲーム「UFC 2009UNDISPUTED」の売れ行きが想定を上回ったことなどで、10年1月期の当期純利益(非連結)は4億5500万円になったもよう。関係会社の整理損などを特別損失として計上するが、本業の好調で前回予想を1000万円上回る。
大紀アルミニウム工業所(5702):製品と原料の価格差の改善が遅れた上、休止大型溶解炉の減損処理を行うことが響き、10年3月期の連結純損失は12億6000万円になる見込み。前回予想から4億9000万円赤字幅が拡大する。前期は31億円の赤字。
セーラー万年筆(7992):福岡市博多駅南に所有する土地・建物を輸入筆記具商社のサンライズ貿易(東京都千代田区)に1億500万円で売却する。売却損500万円が発生するが、業績への影響は軽微という。
オーエムツーネットワーク(7614):連結子会社の合併に伴い、貸付金が全額返済されたとして、引当金の戻し入れ益2億1200万円を特別利益として計上、10年1月期の当期純利益(非連結)は前の期比44%増の4億7000万円となったもようで、前回予想を34%上回る。
一建設(3268):低価格の戸建て住宅が好調に推移、10年1月期の当期純利益(非連結)は前の期比3.1倍の102億円となった。建築コストの低減などで営業利益率も9.2%と、前の期の3.8%から大きく改善している。
マンダム(4917):10年3月期の連結経常利益が前期比4%増の54億円前後と、従来予想の53億円を上回る見通しだと9日付の日経新聞朝刊が伝えた。主力の男性用化粧品で洗顔料やボディケア用品などが伸びているほか、女性向けのスキンケア品も好調という。
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更新日時: 2010/03/09 08:11 JST