Updated: Tokyo  2010/02/10 00:57  |  New York  2010/02/09 10:57  |  London  2010/02/09 15:57
 

【個別銘柄】板硝子、クレハ、ファミリM、医薬品、インボイス、田中

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11月13日(ブルームバーグ):東京株式相場でのきょうの材料銘柄の終値は以下の通り。

  日本板硝子(5202):前日比8.2%安の256円。コスト削減効果や建築用ガラスの販売価格回復により、2010年3月期の連結最終赤字が従来予想の500億円から470億円へ縮小する見通しとなった。ただ、三菱UFJ証券では事前の一部報道通りでサプライズはないとした上で、環境面では依然楽観視できないとし、投資判断の「4(アンダーパフォーム)」を継続した。

  クレハ(4023):6.6%安の428円。太陽光発電向け設備需要の減少などを理由に10年3月期の業績予想を下方修正した。連結営業利益は前期比47%減と大きく落ち込む見通しとなり、業績の先行き警戒感が強まった。

  ファミリーマート(8028):6.9%高の2700円。13日午後、コンビニエンスストア7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の全株式と全貸付債権を取得し、子会社化することを決議したと発表した。実質的な買収額は120億円。消費不況が続くなか、国内での店舗網を拡充し、競争力強化を図る。これに先立ち、NHKなどは13日にも子会社化を正式に発表すると報じていた。1日を通してじり高傾向となった。

  ソースネクスト(4344):値幅制限いっぱいの14%(3000円)安の1万8980円。10年3月期単独営業損益予想を7億7000万円の赤字に下方修正した。従来予想は2億8000万円の黒字だった。米マイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ7(セブン)」発売を前にソフトの買い控えが起こっているほか、競合他社の新製品発売の影響を受けている。

  後発医薬品メーカー:東和薬品(4553)が4.6%安の3920円、沢井製薬(4555)が5.4%安の4720円と連日の急落。行政刷新会議で薬剤費抑制の議論が進み、後発医薬品メーカーの採算悪化懸念が高まっている。野村証券では東和薬について、「直近の取材から再び低価格戦略を採る可能性が出てきた」と指摘した。

  コナカ(7494):14%高の251円。午後1時の決算発表で、今期(2010年9月期)の最終損益が4期ぶりに黒字転換する見通しが示された。前期に計上したデリバティブ評価損がなくなるほか、10月1日からプロゴルファーの石川遼氏を起用した就職活動世代への新キャラクター効果なども貢献する。過度の業績懸念が後退し、発表後に一段高。

  ニッパツ(5991):9.3%高の742円。想定以上の受注拡大と新車効果から、10年3月期の連結営業利益予想を前期比30%増の136億円に増額修正した。従来予想は45億円で、減益予想が一転増益予想に。

インボイス(9448):200円(15%)高の1560円とストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。前日に発表した4-9月期連結決算で、新規顧客の拡大によって利益の伸びが従来計画を大きく上回ったため、10年3月期業績の上ぶれ期待が高まった。東証1部値上がり率2位。

  日本コンクリート工業(5269):14%安の126円。パイル需要が大幅に縮小したほか、価格競争も激化したとし、午後になって10年3月期の連結営業利益予想を1億5000万円に下方修正した。従来予想は12億円。期末配当予想も5円から2円50銭に引き下げた。東証1部値下がり率の1位。

  レオパレス21(8848):7.5%安の410円。入居率の低迷が長期化し、空室損失引き当てを回避するための受注抑制も懸念されるとし、三菱UFJ証券では12日付で投資判断を「3(市場平均並み)」から「4(アンダーパフォーム)」へ引き下げた。

  KIMOTO(7908):11%高の815円。いちよし経済研究所は12日、ハードコートフィルムの成長性を評価するとし、投資判断を新規に「A(買い)」とした。

  協和エクシオ(1951):3.8%高の790円。300万株(発行済株式数に対する割合2.84%)を上限とする自己株式取得を決議したと午後に発表。取得期間は11月16日から10年2月28日まで。

  資源関連株:住友金属鉱山(5713)が1.1%安の1492円、新日鉱ホールディングス(5016)が1.4%安の366円など、非鉄金属を中心に安い銘柄が増えた。東証1部の非鉄金属指数は業種別下落率2位。12日のニューヨーク銅先物3月限終値は前日比0.6%安と下落。在庫が半年ぶりの高水準に達したことを受けた。金や原油の先物相場もそろって下落し、収益への影響が懸念された。

  ビー・エム・エル(4694):3.8%高の2570円。一時は2740円と約3年4カ月ぶりの高値を付けた。受託検査事業の売り上げが堅調に推移し、10年3月期業績予想を増額修正した。大和証券SMBCでは、会社側の業績予想の大幅な増額、中期的な成長シナリオの鮮明化などを評価し、「3(中立)」としている投資判断を引き上げる方向で検討している。

  日本水産(1332):7.6%高の268円。メリルリンチ日本証券は投資判断を「買い」に引き上げた。上半期決算や通期予想を受け、業績の底と株価の下値リスクが限定的であることが確認されたためという。

  メイテック(9744):6.1%安の1373円。中核事業の技術者派遣での稼働率などを考慮、10年3月期の連結営業赤字予想を31億円から76億円に修正した。

  山口フィナンシャルグループ(8418):5.6%高の882円。大和証券SMBCでは、4-9月期の実質業務純益が前年同期比22%増と、同証券の従来予想をやや上回ったとしたうえで、PBR(株価純資産倍率)とPER(株価収益率)の両面で株価は割安な水準にあると強調。

  鹿島(1812):2.8%安の207円。10年3月期の連結営業利益予想を290 億円から210億円へ引き下げた。開発事業など総利益の減少を見込んだため。

  オエノンホールディングス(2533):6.3%安の179円。高収益事業である酵素医薬品事業の売上高減少、バイオ燃料販売開始の遅れなどから、09年12月期の連結営業利益予想を前期比26%減の11億円へ引き下げた。増益予想が一転減益予想となり、売りが先行した。

  太平洋セメント(5233):2.5%高の122円。大和証券SMBCでは抜本的な事業構造改革を高く評価し、投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」へ引き上げた。

  トウペ(4614):2.3%高の88円。古河機械金属(5715)は12日に、持ち分法適用関連会社の同社を子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)と第三者割当増資の引き受けにより、出資比率を22.17%から最高で55.69%に引き上げる。TOB価格は1株89円で、買付代金は最大5億7850 万円。増資は4億4500万円を引き受ける。

  田中化学研究所(4080):15%安の2260円ストップ安(制限値幅いっぱいの下落)。民生用での3元系材料の普及率上昇ペースの鈍化を織り込み、野村証券では投資判断を「1(買い)」から「3(ウエート下げ)」へ2段階引き下げた。目標株価は2000円。

  スパークス・グループ(8739):2.5%高の8920円。4-9月期の連結純損益が1億1900万円の黒字になったと発表した。海外子会社の清算による法人税の減少などが背景。運用資産の減少などで本業は振るわなかった。

  比較.com(2477):8.5%(4000円)高の5万1000円とストップ高。同社は12日に10年6月期の連結営業利益予想を3000万円から1億100万円へ増額修正した。インターネット広告事業でプロモーション活動の見直しにより費用対効果が改善し、投資や保険などのサービスの売り上げが計画を上回ったことや販売管理費の圧縮が寄与する。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川 敏郎 Toshiro Hasegawa thasegawa6@bloomberg.net

更新日時: 2009/11/13 16:11 JST
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