三洋電:イタリアの太陽光発電所へ電池供給-過去最大規模(Update2)
5月26日(ブルームバーグ):パナソニック傘下の三洋電機は26日、ドイツ銀行が主導するイタリアの大規模太陽光発電所(メガソーラー)に太陽電池を供給すると発表した。発電規模は約7.6メガワット(MW)で、三洋電としては過去最大。
納入するのは太陽電池「HIT」パネル3万2202枚分。発電所はイタリア南東部のプーリア州ブリンディジ県に建設し、今年9月に完成する予定。今回の発電規模はこれまで最大だったスペインで参画した事業での約3MWの倍以上。大規模発電施設への採用を機に事業をさらに拡大したい考えだ。
会見した本間充副社長によると、設置面積当たりの発電量の多さやハンガリーにモジュール生産工場があることなどが評価されたといい、「安定供給できることが重要な判断基準につながった」と説明した。
パナソニックグループは2015年度に三洋電機の太陽電池で世界シェア3位入りを目指している。国内外でグループ販売体制を強化するほか、パナソニックの尼崎プラズマパネル工場を活用。10年度から15年度にかけて1000億円規模を投資し、次世代太陽電池の開発も加速する。
日本の太陽電池メーカー各社は需要拡大が見込める海外での展開を強化している。シャープがイタリア最大の電力会社エネルと合弁で太陽光発電所を展開する方針を打ち出しているほか、スペインに納入実績を持つ京セラも25日にタイの大規模太陽光発電所へ6MWを納入したと発表している。
三洋電機の株価終値は、前日比3円(2.4%)高の129円。
Editor: Takeshi Awaji, Fukashi Maruta
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更新日時: 2010/05/26 15:07 JST