ギリシャ首相:IMFへの支援要請含むあらゆる選択肢残す(Update1)
3月17日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相が欧州連合(EU)にギリシャ支援を「性急」に決定しないよう警告したなか、ギリシャのパパンドレウ首相は、国際通貨基金(IMF)への支援要請の可能性を引き続き残しておく考えを明らかにした。
パパンドレウ首相は17日にEUの行政執行機関である欧州委員会のバローゾ委員長とブリュッセルで共同記者会見し、「ギリシャがなお6%を超える不当に高い金利で借り入れを続ける」限り、同国はEUによる解決を望みながらも「あらゆる選択肢」を残すことになると述べた。
欧州の財務相らは今週、ギリシャへの緊急支援の枠組みを承認したものの、最終的な承認は3月25-26日にブリュッセルで開かれるEU首脳会合に託した。パパンドレウ首相はギリシャ国債に売りを仕掛けて金利上昇を招いてきた投資家の攻撃をかわすため、支援の仕組みについて詳しく説明するようEUに要請している。
IMFによるギリシャ支援の選択肢をめぐっては欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁やフランスのサルコジ大統領らが否定的見解を示してきたが、ドイツは公的資金をギリシャに投入するよりもIMFがギリシャ支援で役割を担うことを支持しているとみられる。
メルケル首相率いる与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)で金融問題の広報担当を務めるミハエル・マイスター議員はインタビューに答え、IMFの後ろ盾がない「ギリシャ救済の試みは極めて向こう見ずなものになろう」と述べ、「IMF以外にこうした手段を持つ者はいない」と指摘。メルケル首相も17日に連邦議会で行った予算に関する演説の場で、EUが「あまりにも性急」にギリシャへの金融支援を約束しないよう警告した。
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更新日時: 2010/03/18 07:06 JST