【新興市場トップニュース】中国、メキシコ、コロンビア、ブラジル
3月9日(ブルームバーグ):日本時間午前7時の時点での新興市場関連ニュースの主な項目は以下の通り。
1.中国の銀行、保険会社、航空会社の株価は上昇が見込まれる。同国政府が国民に消費拡大と貯蓄縮小を促し、内需主導型経済への移行を図っているのが背景。JPモルガン・チェースが指摘した。
2.メキシコの資産家カルロス・スリム氏の建設会社は、同国建設最大手エンプレサスICAを抑え、有料道路建設事業3件のうち最大案件を受注する見込み。クレディ・スイスが指摘した。
3.コロンビアは外為市場で一日2000万ドルのドル買いを計画しているが、輸出や対内直接投資に伴い流入するドル資金の規模には対応しきれない可能性がある。モルガン・スタンレーが指摘。
4.新興市場の株式相場は6週間ぶりの高値に上昇。債券や為替相場も値上がりした。ギリシャとドバイが債務問題の解決に向け歩みを進めたことなどが好感された。
5.ブラジル鉄鋼メーカー、コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル(CSN)の株価が1年8カ月ぶりの高値。イタウ・ウニバンコは、鉱山資産の価値が投資家の見込み以上だとして同社を買い推奨。
6.ブラジル株は6週間ぶりの高値から反落。同国中央銀行が来週にも利上げするとの観測から住宅建設株や小売株主導で下げた。ボベスパ指数は前週末比0.4%安の68575.47。
7.アルゼンチンの外貨準備を債務再編に充てる計画でフェルナンデス大統領が裁判所や議会と対立していることにより、同国の景気回復は遅れる可能性がある。経済財務省の元高官が指摘。
8.ブラジルはWTOの決定に基づき、小麦や自動車、ボートなど米国からの輸入品102項目に制裁関税を課すなどの措置を取る。米政府に綿花生産業者への補助金打ち切りを求めるため。
原題:Top Stories: Emerging Markets (抜粋)
更新日時: 2010/03/09 09:13 JST