森・浜田松本が首位、住友信託や日本興亜に助言-第3四半期M&A
10月1日(ブルームバーグ):日本企業の合併・買収(M&A)法務アドバイザー件数で、森・浜田松本法律事務所が第3四半期累計で首位になった。損害保険ジャパンと経営統合する日本興亜損害保険や日興アセットマネジメントを買収した住友信託銀行に助言した。
ブルームバーグ・ニュースの集計によると、1-9月のM&Aでの森・浜田松本の助言は80件。上場5子会社を全額出資にすることを表明した日立製作所にも助言、7月以降に件数を積み上げた。ブルームバーグが集計を開始した2008年からの3カ月ごとの累計で、森・浜田松本の単独トップは初。
アビームM&Aコンサルティングの岡俊子代表取締役は、森・浜田松本について「日本企業同士の大型案件に助言した効果が大きかった」と述べた。1-9月は日本企業による海外企業買収が17%減、海外企業による日本企業買収が45%減だった一方、日本企業同士の案件数は横ばいを維持した。
M&Aの財務アドバイザー関与額では、野村ホールディングスがトップだった。損保ジャパン・日本興亜案件や大日本住友製薬の米セプラコア買収、日立の案件に助言した。野村HDは第1四半期、第2四半期累計でも首位だった。
【M&A法務アドバイザー】(1-9月期件数順位、百万ドル)
順位 法律事務所名 件数 関与総額
1.森・浜田松本 80 22440
2.西村あさひ 69 23833
3.長島・大野・常松 53 15487
4.アンダーソン・毛利・友常 36 5532
5.モリソン・フォースター 21 6294
6.シャーマン・アンド・スターリング 15 8101
7.デービス・ポーク・アンド・ウォードウェル 14 9190
8.アレン・アンド・オーベリー 12 522
9.スキャデン・アープス・スレート・ 11 24833
メーガー&フロム
9.ジョーンズ・デイ 11 606
【M&A財務アドバイザー】(1-9月期金額順位、百万ドル)順位 社 名 関与総額 件数 1.野村ホールディングス 29900 94 2.ゴールドマン・サックス 25581 13 3.みずほフィナンシャルグループ 22843 92 4.シティグループ 22135 38 5.大和証券グループ本社 17530 69 6.モルガン・スタンレー 14510 13 7.三菱UFJフィナンシャル・グループ 13535 63 8.バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ 8979 20 9.UBS 7851 7 10.JPモルガン 7064 10
更新日時: 2009/10/01 15:21 JST