2月16日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)の排出権価格は16日、過去最安値に近い水準まで下落した。国連が、温暖化ガス削減プロジェクトの登録申請件数が2009年に50%増加し、排出権供給が拡大するとの見通しを示したことが要因となった。
欧州気候取引所(ECX)の二酸化炭素(CO2)排出権先物価格12月限の16日終値は前週末比22セント(2.6%)安の1トン当たり8.41ユーロ。一時は9.45ユーロまで上昇した。12日には最安値の8.05ユーロまで下げた。
国連が発行する国連認証排出権(CER)はEUの排出権取引システムで補足的に利用することができる。国連のクリーン開発メカニズム(CDM)理事会は13日付リポートで09年の登録申請は1000件と、08年の666件から急増する可能性が高いとの見方を示した。CERの発行申請は55%増加し800件になると予想している。
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