2月16日(ブルームバーグ):英政府は16日、英銀ロイズ・バンキング・グループが住宅金融のHBOS部門で100億ポンド(約1兆3000億円)の損失を計上する見通しであるものの、ロイズを完全国有化する計画はないとの考えを明らかにした。
ロイズは昨年9月、経営破たん寸前だった英住宅金融最大手HBOSを政府の仲介で買収することに合意した。ロイズは今月13日、HBOS部門で損失が予想以上に膨らむとの見通しを示しており、その後株価は38%下落している。アナリストの間では、HBOSの損失が悪化すれば、ロイズは一段の資本調達の必要に迫られる可能性があるとみられている。
マイケル・エラム英首相報道官はロンドンで記者団に対し、「国有化につながる積極的な検討は現在行われていない」と述べ、「ブラウン首相は昨年9月にこの合併が金融システムの安定にとって幅広く利益になるとの認識を持った」と説明した。
ロイズの株価は16日、前週末比5ペンス(8.1%)安の56.4ペンス。時価総額は93億ポンド。
英政府はロイズの株式43%を保有している。
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